約2か月間勉強のために、別宅の庭は手入れもせずに荒れ放題! やっと期末試験が終わったので、頭、顔、顎、腕など蚊に刺されながら草取りをした。香取線香をぶら下げての作業であったが、余程蚊も飢えていたらしく、猛攻撃を食らってしまった。
溜った生ごみを市営の焼却場に出そうと約2km走って行ったら、今日は土曜日でお休み!! サンデー毎日の身には、曜日の概念が薄れている証拠。
仕方なく戻って玄関を開ける時、ふと、目についたのが袖垣にある蝉の抜け殻。ご覧のようにある、ある。5個もある。
玄関が南向きなので東風(こち)を避けるために1.5m程度の袖垣が設けてあるが、ここに沢山の抜け殻が残っていた。
親父の生前に存在した小さな「蝉の森」は、大きな木をすべて切り倒し、現在残っている4~5mの木は、グミ、栗、無花果など6本しかない。にも拘わらず、毎朝7時過ぎには4~5匹が「ジーーー、ワシワシワシ・・・」とうるさく5,6分鳴いては飛んでいく。
部屋から数mのところで鳴くので、鼓膜が変になる。余程目がいいのか、ヒトの遠赤外を感じるのか、窓から鳴き声の所を探していると、すぐに鳴き止んで逃げていく。それでも以前の「森」の頃に比べれば、かなり静かになった方だ。
庭のあちこちの木に残っているが、中には登るところを間違ったのか、地表から60cmほどしかない芍薬の支柱のトップ(右の写真)に抜け殻が残っている。
蝉の寿命は短い命の代名詞になっているが、暑い夏は案外長く感じるものだ。土中では何年も長い期間を過ごしながら、地表では彼らも短い命を必死に生きぬいている。
ヒトの命も考えようでは、75~80万時間と長いようで短い。人生の時間を大切に、有意義に過ごすことも大切なことである。
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みつば (月曜日, 05 8月 2013 22:35)
今年はセミの声がここでは聴こえません。
お山の家ではうるさいくらいでしたのに
少々さみしいです。
ここは便利がいいが自然が・・・
お山は不便
どちらが良かったか?
これから先は セミは諦めて
今の家のほうがいいですよね。