やっと希望の品物(自分の土産)を購入できたのは、昨日書いたこの店(右)である。紫陽花も硝子の小鉢を二つ見つけていた。見た目や触っただけでは判らない難点があるそうで、自宅に帰って店員から指摘された検査法で試してみた。なるほど…、小鉢をテーブルの上において左右を指で軽く交互に押しながら僅かずつ回転していると、1mm程度のガタつく部分が1か所ある。これが「アウト」になった原因なのだそうだ。もう一つは、料理を入れたら絶対に判らないし、かなり注意深く見ても気づかない複数の微小の気泡が残っており、言われて判るレベル。この程度の食器ならどこのご家庭にもありそうな気がするが、「北一硝子」では製品としては不合格ということ。
午後は雨の予報に慌てて予定を早めて函館を後にしたのに、夕方になっても全く降る気配もない。ということで、ホテルまではまだかなり歩くが途中で小樽名物の寿司を夕食にした。とても美味しく満足したが、お値段は埼玉の8割くらいかな? 都内の半値というところ。「活たこ」(カツダコという:生きたタコ)をネタしたものは初めてだったが美味しかった。
夜中に若干の雨が降り、通勤・通学時間は大変激しい雨と言われていたが、ほんの霧雨程度であったものの駅まで歩くと濡れる感じだったのでタクシーを利用した。
上の写真でお分り頂けるだろうか、駅のすべての柱ごとにガラスのランプ(下の写真)が吊り下げられ明りがともっている。昔は電気でないからもっと情緒があったに違いない。広い駅舎内の両側の壁面にも、数百個のランプ。
至るところにガラスのランプが灯る。やはり硝子の町に相応しい。
ホームの一部に亡き石原裕次郎の実物大写真が…。どうやら親父さんが地元に深い縁があり、その関係で裕次郎ゆかりの地にもなったらしい。
記念に並んで写真を撮ったが、随分身長差があって少々恥ずかしい。
旅行の日程を一昨日から半日ずつ早めており、朝の電車で札幌に向かうことにした。下の写真は駅のホームで「ナンプレ」で時間待ちしている紫陽花。
時刻表示版の9:34発のエアポート号がお目当ての列車である。
小樽から新千歳までは札幌を通り1時間10分程度なので、比較的に交通の便はいい。空港に着いた頃の東京行きは満席であったが、土産を追加したり食事の都合があったので少し遅らせたら、私達の便は半数近くの空席が目立った。私にとっては、埼玉を出てから約1週間の旅だが、紫陽花にとっては飛行機を急遽列車に変えての旅で、少し忙(せわ)しい旅であったかも知れない。が、初めての北海道であったようでとても喜んでいた。
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