自宅は駅まで１.２ｋｍの比較的静観な住宅街にあり、駅周辺になると商業地域で少しざわついてくる。途中大型スーパーのダイエーまでは800mあり、さらにその途中のドラッグストアまでは650m、連日散歩がてらに歩いている。そのダイエーまでの間にこの時期は約30軒のお宅で薔薇を植えている。 薔薇だけに、人の好みも十人十色でバラバラ！ 色も品種も数多く存在する。
この時期は空の青さと花の美しさのコントラストがひと際引き立ってきれいである。散歩の途中で１軒１枚、時間をかけずに遠くから狙いを定めて撮って歩いた。狙った花が近くに行ってみると、枯れそうになっていた場合は、瞬時にそうでない花を見つけて撮るというタイミングだから結構難しい。
どうも他人の家の庭を覗いて撮影するのは、気が進まない。数日前までは非常に珍しい品種・色（青味かかった、パープル色）のものなどもっと素晴らしいものが見られたが、先日の雨で色褪せてしまった。それでも、家人がおられたら許可を取って撮影すれば、ここに掲げたものよりきれいなものもあったかも知れないが、日曜日は何処もゆっくりしておられれるらしく、午前9時半では屋外に人の姿は少ない。歩きながらのパシャリ！なので、この程度のものしか撮影できなかった。
そもそも薔薇などの花で空色系の青色は、遺伝子組み換え技術による品種改良によるもので、自然界には存在しない種類である。約30軒中、赤やピンク系が圧倒的に多く、真っ白は１軒、黄色が３軒、複数の色を育てているうちが４分の１位ある。
我が家にもその昔、古い家を買った当時に前の住人が所有されていた濃い紫のものがあったが、棘ものの植木はすべて処分した。いま棘があるのは柚子の木と紫陽花位かな？ 棘があるからって、いいえ、決して美人という意味ではありませんよ！ 念のため。
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