人の体の老化は、足から始まる、というのが一般的であろう。もちろん、例外は多く頭から始まる人もいれば、内臓から始まる人もいる。その老化の防止に、毎日散歩をしている。
足が痛いから、腕が痛いからと使わないでいると、余計に動かなくなるし動かすと痛くなる。痛くても使えば痛みを軽減する物質が出てきて使用に耐えようとするが、使わないでいると体は段々固くなると同時に機能は退化を始め、やがて最後には動かなくなるものである。
余程天候が悪くない限り毎日歩くようにしている。ご近所を散歩していると、毎日いろんなきれいな花を観て癒される面もあるが、写真のように大変迷惑をしている光景も多く、散歩の際にいつも思うことがある。それは、外国人に「マッチ箱住居」と笑われる日本の住宅事情の止むを得ない状況もあるが、自宅の敷地から大きくはみ出した迷惑樹木の問題がある。塀際ギリギリに樹木を植えて、土地の有効を利用したい気持ちは痛いほど良く判る。私の家の生垣も同様に多少(10cm程度)は敷地外にはみ出しており、いくら行き止まり道路で人が殆ど通らない道とは言え好ましくはないと思っている。であれば、五十歩百歩の話かも知れない。
でも、それほど他人に迷惑をかけるほどでもない。寧ろ隣の車や訪問者がそこで長時間アイドリングでエンジンをかけたりしてこちらが困っている位である。我が家では訪問者用に直ぐ近くに駐車場が用意してある。
日本は何処に行っても住宅街の道路が狭い。宅急便のトラック、幼稚園や養老施設の送迎車など一般乗用車以外の業務用車両が通る際、歩行者や自転車で走る人は道を譲らなけれないけないことが多い。特に自転車で走っている時などは、人の目の位置に樹木の枝が出ていることも多く、脇見でもしようものなら大変な事故になりかねない。
行政も見て見ぬふりをしていることが多いようだ。何か起こっても所有者の責任で行政は関知しないつもりかも知れないが、法的には道路の管理責任者として必ずしもそうとは限らない筈だ。
住宅地域はどこも4~5m程度の道幅が多い。そんなところで側溝の幅を超えるようなはみ出しは、とても危険である。
このはみ出しがあるために車のすれ違いもできないことがある。私も以前はワンボックスカーに乗っていたが、窓を開けていると松の葉が顔を突き刺して痛い、下手をすると目を突いてしまう。自転車で車を避ける時も同じ。私の家の近所なんかでは季節により、地上70~80cmから1m半位までバラの木が50cm以上も飛び出し、とても危険な状態になる。僅か1km歩くのに何か所もある。
このような、迷惑行為はやめて頂きたいものである。これはボヤキではなく、真面目にそう思っている。
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みつば (木曜日, 16 5月 2013 23:11)
皆様 気づいていないので
そういうことになっているのでしょう。
植えてあるのは自分の敷地内ですので
木の枝や葉が敷地より飛び出さないように
回覧版でもまわしていただかないと
わからないと思います。
市街地は困りますね。
お山はだれにも迷惑かからないので
その点はよかったです。
狭い道路なんかは
枝がはみ出ていたら
すれ違いに困ります。
そういえば
通勤途中にとても気になるお家がありました。
たぶんお花が好きなのでしょうが
道路にまで植木鉢が置いてあって
いつもすれ違いに困っています。
知っているお家ですが
言えません 言いにくいです。
どなたか教えてあげていただきたいです。
highdy (木曜日, 16 5月 2013 23:40)
みつばさん
鉢植えの放置やはみ出しも困りますね。
植木の場合は、顔の位置にあると目を突くこともあり、大変危険です。
車などのすれ違いがなければ、予め避けて通るので問題はありませんが、突然のことになると慌ててしまいます。