いよいよ我が家も Google Map のストリートビューにもデビューすることになったらしい。
ストリートビューは、知らない初めてのところを尋ねていくには実に便利である。都市部では細かく周辺情報を得ることができ、建物を探すのに役立つ。ただ、住宅地域では個人情報に属するものが容易に暴露され、必ずしも好ましいとは言えない面もある。最近は家の表札や車のナンバーは隠す処理がしてある。(私の車もしっかり処理してあり、実際にネット上で拡大しても番号はボカしてある。)
しかし、バルコニーの洗濯物や家の周りに干す履物により、家族構成もある程度推測ができる。我が家のように2人家族なのに自転車が3台あったり、自家用車は1台なのに駐車場を近くに用意している家庭も少ないだろう。このような場合は実情の裏をかく状態だから、むしろ良い方向であるが、母子家庭や女性だけの家の場合は安易にこのようなサービスが好ましいとは言えないことも多い。
まさに、住居表示と Google Map を照合すれば、ストーカーなどのターゲットが確実に特定できる。もちろん、犯罪捜査に役立つ利点も多いが、果たして、メリットとデメリットの比較は誰がするのか? 今後の政府(行政)の対応はどうなるのか、気になる苦労性(?)の highdy か …
別の見方をすれば、ストリートビューに表示されるということは、それだけ都市化が進んだということを意味することにもなり、住宅地として好ましくない状態になりつつあるとも考えることができる。
これまでは航空写真だけだったので、故意にあまり精細には表現されなかった。軍事用は30cm程度のものまで識別できる情報があるようだが、一般地図はこの程度で十分である。
それがストリートビューになると一気に精細になり、何丁目何番地何番の住居表示まではっきり読み取れる。家の周りを片付けていない方はそのまま写真に残ることもある。
山口の実家の周辺ではストリートビューが見れるほど、都市化はしておらず安心である。
どんな基準でストリートビューが見れるように選択しているのかは知らないが、常日頃心して生活しなければならない気がする。
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morio (火曜日, 16 4月 2013 19:43)
大阪のパソコンの友だちをストリートビューで見たことことが有ります。便利ですが、見られるほうは嫌でしょうね。ここはまだそこまでの写真は有りません。犯罪に利用されるのが一番怖いですね。個人でデイ性できると良いですが、そこまでは、googleは考えていないでしょうね。
highdy (火曜日, 16 4月 2013)
私も全く同じで大阪のお友達なんか、何号棟の何号室と言っているので部屋の前の樹木の種類まで判ってしまいます。
何事もいい方向に活用されればいいのですが、必ず悪知恵を働かせて使う人がいるから困ったものです。