いつもの恒例行事だが、秋分の日なので沼津市までお墓参りに行った。
朝は4時30分起床、自宅を出発したのは20分後。雨がポツポツ降り始め、関越高速に乗る前は数10m先が見えないほどであった。関越道の料金所を出た所で、私が特訓した腕のいい名ドライバーから私に代わり、環状8号線経由で東名高速に入る。
途中厚木IC辺りでは雨は止み曇り空に。沼津ICを降りてから裏街道の根方街道(一般道)を走り、新東名の駿河湾沼津SA(上下線とも一般道から利用可能)に立ち寄り朝食。晴れていると大瀬崎や駿河湾を眺望できるおすすめのスポットである。「お天気男」だから雨は降らないが、若干見晴らしは良くない。
続いて紫陽花の妹宅(富士市)に立ち寄り、自家製のジャンボ(直径25cm、長さ45cm)な冬瓜を届けて休憩。妹夫婦とともにその息子の2度目の新居に向かいご祝儀を届けた。さらに紫陽花の同級生宅にも冬瓜を届ける。
外はカンカン照りで暑いが車内は快適。再び富士に戻って遅い昼食を済ませ、沼津市の紫陽花の実家に立ち寄った後、紫陽花のご先祖様の眠るお寺さんに向かう。境内には季節の花「萩」(上の写真)が見事に咲いている。地元でも有名なこの寺は、山門(下の写真左)を入ると寺(同右)の前にいつもきれいに手入れされた庭園が広がり、境内の墓地もよく管理されている。
ご覧のように「お天気男」が行動する時は、いつも不思議に雨は降らず快晴である。墓参りを終えて宿に向かうとまた大雨になった。雨の中、法事や彼岸供養の折には必ず泊まる定宿(?)がある伊豆の国市に向かう。年に数回は2夫婦で泊まる「弘法の湯」(下の写真)である。
この宿は元々湯治場であったものだ。今でも本格的な湯治なら本館が適当である。とてもお安く一人様10,000円余りで利用できる寛げる宿で、毎回同じ離れの部屋を指定して利用している。
のんびり、いろんな温泉に入り疲れを取り翌日。大雨の中またしても沼津市に戻り港湾の観光土産ショップを散策、買い物をして一路帰途につく。雨足は酷くなるばかり、午前10時には東名高速の沼津ICに入る。途中3台のスピード違反と思われる車両が警察の取り調べを受けている。我が家は法定速度順守だからパトカーが難なく追い越していく。東京までの道半ばにして約10kmの渋滞に巻き込まれた。折角の連休が大雨になり、観光を取りやめて帰る旅行客が多いのに加え雨の影響で追突事故が重なったようだ。前は100m位しか見えないが、私は助手席で音楽を聴きながら飲み物を飲んでいるだけ。
東京近くのサービスエリアで休憩後ドライバーをチェンジ、たまには別コースでと首都高に入るが、これまた渋滞!! 自宅が近くなって県内に多数あるレストラン「茶屋・草木万里野」で昼食を済ませると、すでに14時半を過ぎていた。この店は自宅から車で約30分の所にあり、月に数回は訪れるお気に入りの穴場。お薦めは沢山あるが中でも毎日変化のある「石焼ごはん」は私の定番のようなもの。
今回はいつも3時間程度で走る道に約4時間半もかかってしまった。
「お天気男」も渋滞にはお手上げ! 悲鳴を上げ!
集中豪雨のお蔭で、ダムの水嵩も上がったようだ。(お天気男には関係がなかったか…)
充実した忙しい2日間であったがとんだ集中豪雨ため、車窓を流れる景色も楽しむことができないドライブになってしまった。
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