またまた食べ物の話題で能無しのお馬鹿さんのようであるが、実は先の旅行で私にとっては懐かしいものを売っていたので買ってきた。何故なら子供の頃はよく食べたものだが、関東では見かけないので長い間食べていなかった。
錦(金)糸ウリである。皮はカボチャより固いが、中身は四角いそうめん状の瓜(ウリ)で、茹でててもシャリシャリ感があり、微妙な歯ごたえが楽しい。そのまま食べるとみずみずしい新鮮なキュウリの感じで、癖のない味は各種サラダなど料理の幅を広げる。
現在は実質独り暮らしであるから大きいも量のあるものは困る。そこで極めて小振りのものを買って来たつもりだったが、茹でてほぐすとなんと、22cmのボールに山盛り一杯になってしまった!
全部食べるには毎食食べても1週間分位ありそうだ。茹でてしまったものがどの位日持ちするのか調べていないが、それほどは保存できないだろう。既に昨夜も胡麻みそ和えでお椀一杯分は食べた。思案の末思いついたのがジャム! キュウリと同様に栄養価としてはあまりないので、ダイエット効果は期待できるかも?
ジャムは果物が一般的だがナスやニンジンなど野菜のジャムもあり、作っている方も多い。早速、金糸ウリ250gに水100gと砂糖80g(甘いの方が好きな方は+20g程度に)、レモン大匙1杯で約20分余り煮つめた。一部をご覧のように熱いうちにビン詰めにし、夕食はビールとパン食の組み合わせにした。
シャリシャリ感も残っていて結構美味しいジャムができた。知らない方に食べさせると不思議な食感と味に驚かれることだろう。
食べ物の話のついでに、こちらも変わったもの。豆苗(とうみょう)である。スーパーで売られているものは、一般にグリンピース(俗称:えんどう豆)のものが多いようだが、多分癖がない点で適しているのだろう。似たものに発芽した茎と若芽を食べる「もやし」があるが、もやしよりむしろ美味しいかも知れない。
実家では、スーパーで買った捨てる部分の「みつば」の根っこのスポンジを外し、植えたら畳1枚分ほどの「みつば園」ができている。豆苗は説明書にあったが、刈り取った残りに夏場は1日に2回(冬は1回)水を加え育てると、1週間ほどでまた刈り取れるという。
食卓の上に置いておいたら、4日で約10cmになった。長いものは15cm位ある。1週間待たなくても収穫できそうである。さて、3回目の収穫はどうかな? でも、もう自宅に帰るので確認はできそうにない。
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