減量のための運動

 現在2週間後の期末試験に備えて猛(?)勉強中! というのは冗談で、今回はたっぷり余裕があった筈なのだが…、ある事情により、今やその域に達しようとしている。

ただ、ちょうど試験勉強中の科目が関連した部分に関わり、覚える意味もあって投稿することにした。やや肥満気味の私自身もこのところ雨が多くて、(健康のために歩いて)買い物にも行けない。だから、室内でサイクルマシンを漕いでいる。

周知の通り、ヒトの体重は摂取カロリーと消費カロリーの差に依存する。だから、摂取カロリーが多ければその分体内に脂肪として蓄えられる。例えば、1日に200kcal余分に摂れば、6ケ月では36,000kcalになってしまう。脂肪1kgは7,730kcalに相当するので、このカロリーは4,660kgの脂肪を蓄えることになる。

100gのショートケーキが約250kcal、500ccのビールが約200kcal相当にするから、体重を増やすのは実に簡単である。ところが、この分を運動により消費しようとすると大変なことになる。

もし、現状の生活を何も改善しないで、この200kcalを消費するとすれば、50~60分間のウォーキング又は20分間のジョギング、自転車なら時速20kmで30~40分間(5~6km)位は走らないといけない計算になる。

毎日60分のウォーキングをすれば、6ケ月後に数百グラムの体重減少が期待できるだろう。が、加えて100gのショートケーキもやめたとしたら、6ケ月後には数キログラムもの減量が可能になる。

と、いうのが理論的計算になるが、現代人の食生活はどちらかというと、これを我慢したからこれくらいは…というケースが多く、そう甘くはない。

栄養学的には糖質(炭水化物)やたんぱく質は1gが燃焼すると4kcalに、脂質(脂肪)は1gで9kcalのエネルギーを産出する。使わずに体内に蓄えると、万病の元になる。脂肪を体内に沢山貯めることは成人病の大きな原因になり、高脂質、糖尿病、高血圧、肝臓病、腎臓病…、やがては脳卒中に代表される脳に至る病となる。また、糖尿病のように目の病などをはじめとする他の病気の元になることもある。

痩せている方が美人に見られるという見方もあるが、実は痩せ過ぎも大変悪いことが沢山ある。話を脱線させるとまた、本が一冊かけるのでこの辺でやめるが、健康であるためには日々の食生活について十分な注意が必要である。

 

さ~て、充分に覚えたから、勉強をつづけようっと。

 

 

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コメント: 6
  • #1

    フクハク (水曜日, 11 7月 2012 18:41)

    暑中お見舞い申し上げます。

    試験勉強頑張ってくださいね~

    さて、今日はドッキリするテーマですね。
    年を重ねるとスンナリ痩せられません・・・

  • #2

    Highdy (水曜日, 11 7月 2012 21:39)

    フクハクさん

    ドッキリさせてごめんなさい!
    ひょっとすると、思い当たるフシがある?

    私も気をつけねばと思いつつ、多少は努力もしているのですが、甘い設定でもあと数キロがなかなか壁が厚いです。
    厳密なBMIの計算では、10kg程度は痩せないといけないのですが・・・。

  • #3

    SEM (木曜日, 12 7月 2012 19:31)

    食事のとり方が大切です。自然に減量してください。そうでないと、リバウンドします。

  • #4

    yamayuri (水曜日, 18 7月 2012 11:19)

    肥満は多くの健康上のリスクを負ってしまいますね。
    おやつやビールをやめることと、歩くことがやせたり生活習慣病の予防になるようです。
    私も頑張らなくてはです。

  • #5

    Highdy (水曜日, 18 7月 2012 14:46)

    SEMさん

    いろんな文献や教科書にも書いてありますが、急激な無理な減量は、その場しのぎにすぎず、必ずと言って良いほどリバウンドすることが知られています。

    よしんばリバウンドしなくても、体に異常をきたす例が多いですね。
    基本的には余分な栄養分を摂取しないこと、沢山食べてもそれを運動なしに体内消費できるだけの筋肉量をつけること、又は適度な運動により消費できるカロリーにとどめることが大切だと思います。

  • #6

    Highdy (水曜日, 18 7月 2012 14:59)

    yamayuriさん

    我々高齢者の健康づくりとQOL(Quality of Life=生活の質)の維持には、
    ① 高血圧・高糖尿値の予防  ② 禁煙
    ③ 適度な運動        ④ 肥満防止
    ⑤ カロリーと塩分控え目の食事 と言われています。
    (今回の試験範囲にある内容!!)

    ですが、痩せすぎは絶対にダメなことも事実です。

    長寿世界一の日本でも、さらに国内では九州・沖縄です。特に最も長寿なのは沖縄県の男女ですが、肥満度指数を表すBMI値は、それぞれとても大きいです。
    でも、肥満はあらゆる病気に元凶になりますが、学説では小太り程度の肥満が免疫・抵抗性が高く、病気になりにくく治り易いとされています。