昨日は大学のパソコンを学びたいとおっしゃる先輩の家に伺った。ji実家から5分のところにある閑静な住宅街の一角にあるお宅で、highdy と同じ大学の奥様は3年ほど人生の先輩でもある。とても感じの良いご夫婦で、子供も立派に巣立ち、精神的に豊かな老後を過ごされている雰囲気が伝わってくる。13時の約束であったがその家を後にしたのは夜も21時前、食事のお誘いも何度かあったが断り、延々と約8時間も…。つい、熱が入ってしまい、ちょっと、やり過ぎたかな? という感じがする。
通常はメールで、Google Talk をインストールしてもらい、その後音声で話しながらすべての設定をする。OS(Operation Soft)を尋ねると XP、Vista、7のいずれかも不明、通話に必要なマイクもなし。PCの型番を尋ねてこちらで調べる方法もあるのだが、実家から近いので行った方が早いと判断、この始末。
2進法の話から始めて、途中雑談も交えながら作業を継続、いきなり実質5時間位の特訓授業のようなもの。回線(ADSL)速度も遅く通信のテストにマイトモさんに長時間待機してもらって、大変ご迷惑をかけてしまった。
でも、Google や Skype のアカウント取得、Gmail、Google Talk、Skypeリモート授業用のソフトのインストール、一部のパソコンの設定など初期の目的はほぼ完壁に達成した。
既にWord や Excel は習ったことがあるそうだが、ご多聞に漏れず通り一篇的に教えるのが一般のパソコン教室であり、肝心な基礎知識を教わっていないので、やりたいことができない、判らないことばかりというお話だった。正に highdy がお出ましの番である。標準の方法はもちろん教えるが、独特の教授法でどのパソコンでも利用できる速攻・便利技を伝授するのが特長であり、それは長い独学により培われたユニークな得意技術のひとつでもある。パソコンの基礎が判っていれば、100円ショップのテキストで充分ラクに独学できる。
人は誰でも何でも、できないことができるようになると嬉しく楽しくなるもので、興味が湧き技術の進歩も早くなるものだ。他人に技を教えるには気長にじっくり構えて面白く教えることである。現代日本の子供の学力が近隣諸国に比べて、極端に悪くなったことが話題になっている。昔のようなユニークな特徴のある教師が少なくなったのもその原因の一つだろう。誰が悪いのか? そのような文部省の役人を育てたのは、ひょっとして我々国民? いや highdy の世代かも知れないなぁ…。
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